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「懐中電灯をつくろう」のこと

「夏休みワークショップ」の制作プログラム「懐中電灯を作ろう」は、7月24日と8月15日の二回開催しました。おかげさまで二回とも定員いっぱいまで参加お申し込みをいただきました。
夏休み中ということもあって、「宿題にもなる」ということがあったのだろうと思います(笑。

これは試作品です。

懐中電灯を作るというのは、絵画などに比べると創造性を必要とする度合いが少ないです。ただ「こどもリビング」のプログラムは創造性の発揮を目指していますので、「キットを組み立てるだけ」に終わらないようにしたいと思いました。
懐中電灯の仕組み、それぞれの部品の役割、工程(やその順序)の意味を理解してもらうよう心がけましたし、スタッフのアイデアで懐中電灯の装飾も取り入れました。

仕組みと作り方。

実際には手作業ばかりで、指先を使う作業が多いので「ただ組み立てるだけ」にはなりませんでした。
反射鏡を作るためにペットボトルを切ったものの内側にアルミテープを貼る作業があるのですが、アルミテープをどのくらいの長さに切って、どんなやり方で貼って、余ったアルミテープをどう処理するか、それひとつとっても子どもたちそれぞれのやり方があるということがわかりとても興味深かったです。

 

でも二回とも、いちばん盛り上がったのはやっぱり懐中電灯の装飾でした(笑。
シールやマスキングテープ、マジックで自分の懐中電灯を自分の好きなように飾るのですが、約2時間のうちこれがいちばん長い時間を必要としました。

ペットボトルにも書けるペンで色づけも。

でも、子どもたちが楽しんでくれることが一番です。
ちなみにシールやマスキングテープはいろいろなものを用意したのですが、シールでいちばん人気があったのは「星」でした。夏だから、光るものがらか、ということがあったのでしょうか?

最後はみんなでスイッチオン!

 

こどもリビング
木寺士郎