こどもリビングについて

こどもリビングについて

こどもリビングの理念

こどもリビングは、発達障害の子どもを対象にしたアート&アフタースクールです。
特性を持つ子ども達に理解と情熱をもって向き合い、
下記の理念のもと、放課後を安心して過ごせる環境を提供します。

発達障害児が自分らしく安心してすごせる居場所であること 発達障害児がアートを通して自分の得意を見つけ、才能を伸ばすこと 発達障害児が自分の特性を知り、対応できる社会性を身につけること

発達障害児は、その際立った個性から学校生活等の社会において「生きづらさ」を抱えています。
こどもリビングは、その「生きづらさ」を和らげるサポートをすると同時に、
個性を活かし、活躍できる将来を見据えて「得意」を探すきっかけを提供します。
子どもの心と行動を理解し、興味があること、好きなこと、熱中できることを見つけ、
積極的に働きかけて子どもの才能を伸ばす手助けをします。

萩原 由佳 近影萩原 由佳 近影

こどもリビングを立ち上げたきっかけ

こどもリビング代表 萩原 由佳

発達障害児が自分らしく学び遊べる放課後預かりサービスを作りたい。
漠然と頭に浮かんだのは、我が娘が小学生に上がったタイミングでした。

知的障害を持つ娘は、ありがたいことに渋谷区の福祉制度にお世話になり放課後デイサービスに通うことが決まりドキドキ半分ホッとしたことを覚えています。

放課後デイサービスは満員も多い上に、娘と施設の相性や通う手段の問題もあり、入所が決まるまでには厳しい道のりでした。しかし、3歳から療育に通っていたことで情報が入りやすかった、相談場所が身近にあった、同じ境遇の仲間と情報交換ができた事で、現在、娘が放課後を安心して過ごせる居場所が出来ました。

保育園に一緒に通った仲間たちは公立や私立の小学校に入学してそれぞれの生活がスタートしました。ほどなくして先生から発達の指摘をされる子も多く、発達障害児が多いことを知る同時に、障害がはっきりわかっている子供には児童福祉による支援があるが、いわゆるグレーゾーンの子供の支援は少なく困惑する親や不登校になってしまう子を目の当たりにしたのです。

親も子供も孤独になってほしくない!障害児育児をしている私だからこそ知れたことを生かしたサービスを提供したい!と思うようになりました。身近なところで様々な問題が出てきた時、当事者だからこそ今出来ることがあるのではないかと思い社長に直談判してみたのでした。

《親にとって気軽に頼れる場所》
《子供が安心して過ごせる場所》
《同じ仲間を感じられる場所》

こどもリビングはこんな場所でありたいと願っております。

ママもパパも子供達も、困った時や不安な時、話し相手が欲しい時、理由がなくても”こどもリビング”行ってみようかなと思っていただけたら幸いです。

木寺 士郎 近影木寺 士郎 近影

こどもリビング開設に向けて

こどもリビング代表 木寺 士郎

合同会社千駄谷企画制作所は渋谷にある小さな小さなウェブ制作会社です。社員は代表の私を含めて四名。そして男性の私を除く三名は皆いわゆるワーキングマザーです。弊社は2023年12月で設立まる11年を迎えましたが、その間、二名の社員が第二子を出産しました。

一方、わが国で少子高齢化が叫ばれてもう随分時間が経ちますが出生率は低下の一途をたどり状況は一向に改善しません。また特に女性の働き方を変えていこうという動きもそれほど進んでいないように思われます。
私自身はそうした社会問題について決して意識が高いわけではありません。また既婚ではありますが私には子どもがいません。

ですがわが国の現状や上述のような弊社の環境から、育児負担が母親に偏重している、いいスキルを持っているのにキャリアを諦めなければならない女性がいる、セカンドキャリアのスタートも決して簡単ではないといったことは問題だと考えています。

そのこともあって私は「子どもは社会が育てるもの」であり「母親の働き方は柔軟であっていい」と考えており、弊社の勤務形態などもそれに即したものにしています。

さて、弊社社員の一人は事実上のシングルマザーであり障がいを持つ子がいます。その社員から障がいを持つ子どもやその親を取り巻く環境の実情、そして本人が悩みを抱き問題意識を持ち、微力ながらその問題に取り組みたいという話を聴きました。

弊社はごくごく零細な会社であり昨今の不景気のあおりもあって資金的な余裕はありません。また社会貢献などといった大それたことも考えていません。ただ、自分の周りの状況を、手の届くところの課題を、少しでも改善できたら、同じような悩みを抱える人の役に立てたらと思い、別法人を設立してこの事業にチャレンジすることを決断した次第です。

みなさまのご理解とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

こどもリビングの沿革

2023年3月 ready Forにてクラウドファンディングを開始 2023年4月 クラウドファンディング達成!事業の開始準備 2023年8月 夏休みワークショップ開催 2023年12月 こどもリビングプレオープン 定期ワークショップ開始 2024年2月 こどもリビング本オープン

2012年、こどもリビングの母体である千駄谷企画製作所が創業しました。WEB制作を主としたデザイン会社で、当初より女性向け商材のデザインを請け負うことが多かったために女性スタッフが多く、そのため早い段階から社員の結婚や出産などのライフイベントに柔軟に対応する土壌が育ちました。時短勤務、在宅勤務、子連れ出社など、社員と家庭の事情に合わせて働き方を選択できる体制をつくり、とかく家庭面での負担の大きい女性が、キャリアを諦めずに長く働ける環境を整えました。
創業10年目の2022年末、ひとりの女性社員が自身の子育ての経験から「こどもリビング」の企画を立ち上げました。社内の賛同を得て事業化することが決定し、2023年4月より、readyforでクラウドファンディングに挑戦。多くの人の支援を受けて達成しました。その後、夏休みワークショップを開催し、子ども達と触れ合いながら知見をため、2023年12月にプレオープン、2024年2月に、本オープンいたしました。

所在地

こどもリビング 渋谷・桜丘
所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町13-4 アロマ桜丘301
電話 / FAX : 03-6416-3064 / 03-6416-3104
運営会社:合同会社千駄谷企画制作所(Sendagaya Design & Development LLC)